辰吉2度目スパーも引退勧告覆せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000003-dal-fight&kz=fight
辰吉の試合をもう一度見たいという気持ちと、もう引退したほうがいいんじゃないかという気持ちと両方である。辰吉の眼のことは心配だ。しかし、辰吉が本当に引退すると思うまでさせてあげて欲しいような・・
6月7日10時10分配信 デイリースポーツ
ボクシング元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(37)=大阪帝拳=が6日、大阪市都島区の同ジムでタイ合宿から帰国後、2度目のスパーリングを行った。今月2日と同じく日本Sバンタム級9位の坪内達哉(27)=大阪帝拳=をパートナーに3ラウンド。前回以上の動きこそ見せたが、引退勧告を出している大阪帝拳ジムの吉井寛会長(45)の姿勢を覆すまでには至らなかった。
不本意な内容に終始した前回のスパーから4日、辰吉が再び3ラウンドのスパーを敢行した。おなじみの低い左ガードからボディーワークでパンチを外し、3回終盤には打ち合いも演じた。「見ての通り。100ラウンドもやってないので感覚的にはまだまだ」と満足にはほど遠いものの「ボクの中では良かった」と振り返った。
それでも吉井会長は引退を促す方針を変えない。「あくまで世界戦をやるレベルのスパーを見せてもらわないことには。(そのレベルには)全然」と断言した。
ジム側のスタンスも変わらなければ、辰吉自身の現役への執念もまったく変わらない。「あと200、300(ラウンド)やらんことには戻らん。最低でも週2回はやっていかないと」と、今後もスパーを重ねていくことを強調した。
「本人と話し合い、引退の方向に持っていきたい。(スパーも)あまりさせたくない」と吉井会長。タイ合宿にスパー解禁-現役続行へ動き始めた辰吉だが、引退を勧告するジム側とは依然平行線のままだ。
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